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熱や紫外線を反射する [断熱・採光・通風]

以前勤めていた会社では、輸入住宅も扱っておりその物件で起こったことです。

西日の強い夏の日にその物件の前を通った時のことです。
あまりのまぶしさに驚いてその家を見ると、窓がきらきら光っているではありませんか、
そこで窓から目を離すと、道路を挟んで西側に建っている家の外壁に
紫色の四角い光がスポットライトを当てたように映っているのです。
(ビルのそばを通った時もミラーガラスに反射した光がまぶしい時もありますね)
その物件では、輸入サッシを使用しておりペアサッシの中空層に紫外線反射の
フィルムが入っていたのでした。
そのフィルムが反射した紫外線(と波長が近い紫色の可視光線)が隣の家の
壁に映っていたのです。

紫外線カットガラス、熱反射ガラス・・・・冷房対策としては大変重要なことですし
巡り巡って環境問題にも影響してくることです。
でも、あの紫の光が当たっている家の人の気持ちを考えると
『適材適所』という言葉の大切さを気づかせてくれた出来事でした。

『反射』した光や熱がどこに行くのか、エアコンからの廃熱がどこに行くのか・・・
自分の家を快適にすると他の人にその分のツケを払わせることになることがある
というこは常に考える必要があるのかもしれません。
その上で、どういう方法で我が家を快適にしていくのかを検討していくべきだと思いました。





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鋼製建具(サッシ工事)~見積りと価格検討~ [断熱・採光・通風]

まずは「ペアガラスサッシで大きな窓にはシャッター付」という方向で考えていたのですが、
それだとやっぱり予算オーバーになってしまいます。(サッシの予算は約20万円)
そこでまた考えなければいけなかったのがコストダウンの方法です。
それには次の方法が考えられます。

①今のサッシを出来るだけ利用して新しく入れるサッシの数を減らす。。
②シャッターをやめる。

当初は①の方法でサッシの入れ替えを最小限になる間取りを考えていました。
しかしペアサッシにするとなると少し事情が変わってきます。
本来であればペアサッシは家一軒丸ごと替えるのがベストです。
それが無理ならせめて、改装のメインとなる一階はすべてペアにしたい所です。

一方シャッターは防犯や夜間の視線の遮断などに不可欠ともいえます。
特に我が家は前面の道路から丸見えなのでシャッターが無いのは結構きびしいです。

さあ、どうしましょう。こういうときに私たちにはひとつの判断基準があります。
『後からでもつけられるものをはずす。』です。
シャッターは後付けの商品もありますし、サッシを取り替えるよりずっと楽です。
ということで一階をシャッターなしのペアガラスに換えるということで決まりました。
その為に出てくる弊害は後でまた別の解決法を探したいと思います。


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鋼製建具(サッシ)工事~商品の検討1~ [断熱・採光・通風]

私たちは当初単体ガラスの一番安いサッシにして掃きだし窓だけ手動のシャッターを
つけようと思っていました。サッシは一枚あたりの単価が高く数も多いので
交換するサッシの数も最小限に抑えて鋼製建具の代金を出来るだけ抑えようと思ったのです。

しかし、ある時に価値観がガラッと変わりました。
勇気ある撤退 のつもり・・・ で書いた建築士のS氏と打ち合わせした時のことです。
前々から悩んでいた断熱と壁内の通気に関して相談したところ
「断熱材をランクアップするよりサッシをペアにした方がいいのでは・・・。」
とアドバイスをいただいたのです。

確かに住宅の熱損失の殆どは開口部つまり窓からのものですから断熱材より
サッシの方をランクアップした方が、はるかに効果があります。ただ・・・
「全部ペアサッシにすると高いから・・・予算が足りないと思うんです。」
打ち合わせの時はそう言ってこの話は終わりました。

しかし夫婦で話し合い考えるうちにうちに『やっぱりS氏の言うとおりだね~』
という結果にたどり着いたので、とりあえず価格を調べてみることにしました。
そうしたらびっくりペアガラスってかなり安くなっていたんですね。
私が仕事をしていた時はもっと高かったと思うんですが。
もうすっかり浦島太郎状態です。

とりあえず必要なサッシを拾い出しをして見積りをとってみることにしました。


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ご縁が無いかも?ということで~断熱材~ [断熱・採光・通風]

断熱はかなり頭を悩ませました。
関連記事:《断熱材に悩む》http://blog.so-net.ne.jp/syakutorimusi/2007-02-27

そこで色々な素材を調べたのですが、その中の幾つかを紹介したいと思います。
ただ、夫はボツだといっていてもしゃくとりむしはまだしつこく
使えるチャンスを狙っていますのでもしかしたら幾つかは復活するかもしれません。

パーフェクトバリア:http://www.endeavorhouse.co.jp/index.html
kuzu*kuzu のお二人のブログでこの素材を知りました。
ペット樹脂の断熱材です。
グラスウールの様にチクチクしないし、水切れも良く再生可能な素材ということで、
廃棄時のリスクを減らせます。
使えるといいんだけれどな~。価格がちょっと高いんですよね。
規制はされていませんが、『グラスウールは体に悪い。』と思っているので、
あまり使いたくないのですが価格が安いので・・・

デュポン タイベックシルバー http://tyvek.co.jp/kenzai/point/index.html
遮熱のできる透湿防水シートです。我が家は金属屋根なので
『断熱』より『遮熱』の方が効果的ではないかと検討しているのですが、
タイベックはただでさえ他の透湿防水シートより高いのに
新商品となるともっとするだろうなということでちょっと及び腰です。

デュポン ザバーンBF調湿シートhttp://www2.dupont.com/ja_JP/ProductsandServices/FeaturedProducts/Construction/xavan.html
デュポンは本当に色々な素材を作っていますね。さすがです。
これは調湿する防湿シートです。つまり壁内に溜まってしまった湿気を
ある程度の割合で室内に戻すというものです。
夏・直射日光の当たる西側の壁におきる夏型の結露の対策として
考えられたものだそうです。すごいでも高そう・・・でも使ってみたい。

遮熱塗料
これはまだ絞りきれていないので、具体的な商品名は出せません。
塗るだけで遮熱ができるということなので、金属屋根には手軽でいいなと思っています。
ただ、効果の程はちょっと疑問なので住んでみてあまり暑かったら後からやるという方法が
一番いいのではないかと思っています。

以上使いたいけどどうしようと言う商品の御紹介でした。



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床下換気口の増設 [断熱・採光・通風]

この写真は、 基礎工事1~無筋基礎 ~で見たぞと思った方。実は違う場所の写真です。

この穴は2つの目的があってあけられました。
ひとつは基礎の鉄筋を確認するため、もうひとつは床下換気口を増設するためです。

最初、解体を始めたとき床下はカビのにおいと湿気でむせるほどでした。
原因は主に二つ・・・
建物の外周の地盤がが換気口と同じ高さで、基礎の中の地盤より若干高くなっていた為
(雨が降って基礎内に水が入ったとしても床下から水が抜けにくい。)と、
換気口の面積が外周にも建物の間仕切り下の基礎にも少なかった為です。

案の定、床を解体して数日でかび臭さは消え土もすっかり乾きましたから
土地そのものではなく換気の方法に問題があったのは間違いありません。

既存の基礎が、強固に作られていたならば、南側の新設する基礎だけを
今の主流である基礎パッキンで施工して、今ある基礎は出来るだけいためずに
通風を確保する方法を検討していたのですが、
無筋で基礎に穴があけられる状態であれば、関係ありません。(ちょっとやけ・・・)

施工のしやすさを優先して、床下換気口の増設という方法をとる事にしました。


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断熱材で悩む [断熱・採光・通風]

解体してみて分かったことに
断熱材が入っていないことがありました。
http://blog.so-net.ne.jp/syakutorimusi/2007-02-15

そこで断熱材を充填したいのですが、
何しろ昔の建物なので、壁の中の湿気を逃がすための
通気層がとってありません。

このままグラスウールを充填すると壁の中に
室内の湿った暖かい空気が入り込んで
壁の内部で結露し柱や土台を腐らせる
結果となる可能性があります。

それを防ぐには、いくつかの方法が考えれれます。

  1. 外壁を剥して、透湿防水シートを張り通気層を作る。
  2. 断熱材に調湿する素材を使用する。
    (羊毛・コルク・セルロースファイバー等)
  3. 室内側から湿気が流入しないように、
    丁寧に気密シートを 張り防湿層を作る。
  4. 水切れのよい断熱材を使い、土台の防腐処理を  きっちりと施工する。
    〈プラスチック系・ペット繊維など)
  5. 内壁に呼吸する素材を使い室内と壁内の空気が
    流通するように通気性のある防湿層を作る。
  6. 断熱材を入れない。
一番内部結露の心配が無いのは1か6ですが、
1は予算上、6は生活のうえで選択ができません。
そこで2から5の項目を組み合わせて施工する事になりますが、
やり方を間違えるとかえって状況が悪化する為
その選択に頭を悩ませています。
これらは、あくまで対処療法で、通気層が無い以上
根本的な解決にはならないのです。
つまり、本当に内部結露が生じないかは

「やってみなければわからない。」

というのが本当のところです。

もう一度現場で構造材の寸法を確認して断熱材の
寸法と充填の仕方を考えたいと思います。


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ナイナイづくし~断熱材~ [断熱・採光・通風]


解体をして分かったことに、
今であれば入っていなければならないものが、
入っていないということがあります。

まずは、断熱材・・・一部増築した場所には
入っていましたが、他のところは全く入っていません。
でも、どうせやりかえるつもりだったのですから、
下手に入れてあるよりも、廃棄費用掛からない分
良かったかもしれません。

それに、グラスウールが入っていたところは
結露でカビが生えていました。
内部結露で木が腐ってしまうより
(今まで住んでいた人は大変だったろうけれど)
家の構造にとっても良かったと思います。


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