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熱や紫外線を反射する [断熱・採光・通風]

以前勤めていた会社では、輸入住宅も扱っておりその物件で起こったことです。

西日の強い夏の日にその物件の前を通った時のことです。
あまりのまぶしさに驚いてその家を見ると、窓がきらきら光っているではありませんか、
そこで窓から目を離すと、道路を挟んで西側に建っている家の外壁に
紫色の四角い光がスポットライトを当てたように映っているのです。
(ビルのそばを通った時もミラーガラスに反射した光がまぶしい時もありますね)
その物件では、輸入サッシを使用しておりペアサッシの中空層に紫外線反射の
フィルムが入っていたのでした。
そのフィルムが反射した紫外線(と波長が近い紫色の可視光線)が隣の家の
壁に映っていたのです。

紫外線カットガラス、熱反射ガラス・・・・冷房対策としては大変重要なことですし
巡り巡って環境問題にも影響してくることです。
でも、あの紫の光が当たっている家の人の気持ちを考えると
『適材適所』という言葉の大切さを気づかせてくれた出来事でした。

『反射』した光や熱がどこに行くのか、エアコンからの廃熱がどこに行くのか・・・
自分の家を快適にすると他の人にその分のツケを払わせることになることがある
というこは常に考える必要があるのかもしれません。
その上で、どういう方法で我が家を快適にしていくのかを検討していくべきだと思いました。





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