床下換気口の増設 [断熱・採光・通風]
この写真は、 基礎工事1~無筋基礎 ~で見たぞと思った方。実は違う場所の写真です。
この穴は2つの目的があってあけられました。
ひとつは基礎の鉄筋を確認するため、もうひとつは床下換気口を増設するためです。
最初、解体を始めたとき床下はカビのにおいと湿気でむせるほどでした。
原因は主に二つ・・・
建物の外周の地盤がが換気口と同じ高さで、基礎の中の地盤より若干高くなっていた為
(雨が降って基礎内に水が入ったとしても床下から水が抜けにくい。)と、
換気口の面積が外周にも建物の間仕切り下の基礎にも少なかった為です。
案の定、床を解体して数日でかび臭さは消え土もすっかり乾きましたから
土地そのものではなく換気の方法に問題があったのは間違いありません。
既存の基礎が、強固に作られていたならば、南側の新設する基礎だけを
今の主流である基礎パッキンで施工して、今ある基礎は出来るだけいためずに
通風を確保する方法を検討していたのですが、
無筋で基礎に穴があけられる状態であれば、関係ありません。(ちょっとやけ・・・)
施工のしやすさを優先して、床下換気口の増設という方法をとる事にしました。
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