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どの柱を残すか・・・ [構造と補強]

新しいDKは以前和室と、DKの2部屋だったところを一部屋につなげています。
つなげるからには柱や壁を取り除くことになり、その補強も検討をしなければなりません。
補強方法によっては間取りを微調整する必要もあります。

プラン的にはA・B・Cの3本の柱を抜き、Dに新しい柱を立てるのが一番です。
そうすると空間にも広がりが出ますし、邪魔な柱がないことでかなり自由に使えます。

ただ、この写真を見るとちょっと問題があります。Bの柱の所で梁の高さが変わっているので
この柱を抜くとかなり強度が落ちる可能性があります。

もう一つの問題はここです。この写真はDを反対から見たところですが、
≪雨漏りのあとの補強≫で書いたように、雨漏りで梁が腐って三分の一ほどかけています。
その上に直角に交わって乗っている太い材木は(変色だけで木は無事)
2階の外壁の荷重を受けている材ですから、それを受けているB⇔Eの梁は重要な材です。

申し訳程度に板を打ち付けて補修?してありますが、このままままで良い訳がありません。
きちんとした補強が必要です。

以上のことを踏まえると、次のような方法が適切なのではないかということになりました。

① Cの柱を取り除く、
② B⇔Eの梁の下に補強のための105角の材木を渡す。
③ Dの位置に新しく柱を立てる。
④ Bの柱に添え柱する。(半柱を両側に抱かせボルトで接続する。)
⑤ Aの柱については要検討・・・(Y軸の絡みがあるのでこれについてはまた書きます。)

ただこの添え柱に関してはまだ夫婦で意見が分かれています。
他にも柱や梁の連結の問題や施工方法などもっと検討しなくてはいけないことが
山のようにあるのですが、一応方向性はこれで決まりました。

≪どの柱を残すか~その2≫に続く


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