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西半分の基礎補強Ⅱ [構造と補強]

さて・・・配筋が終わったらコンクリート打ちです。

柱などが汚れないように養生をして基礎の養生.jpg

生コンを打ちます。
サイディング西・北 082.jpg

前回東半分は基礎の量も多く季節も今より暑かったこともあってベースと立ち上がりを
二回に分けて打ちましたが、今回は気温が低い時期だったことと、基礎の総量が少なかった事・・・
また作業時間の都合などでベースと立ち上がりを一体で打つことにしました。
当然二回に分けて打つよりも難しいので緊張して望みましたが
何とかなったようです。

西基礎仕上がり.jpg

以前基礎の記事を書いた時とは比べ物にならないくらい簡単な記事ですが(笑)
かかった時間はそんなに変わっていません。
以前は頑張って書いていたんだな~と思いつつ・・・
次は床組みです。
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基礎の手伝い・・・その2 [構造と補強]

さて・・・
安全対策~子供と現場~http://syakutorimusi.blog.so-net.ne.jp/2007-09-27
という記事を書いてからはや、二年・・・・
我が家もそろそろいいかな~ということで、お兄ちゃん限定!
現場のお手伝いをしてもらうことにしました。
彼・・・ちびたの役割はこれです。

基礎のお手伝い2.jpg

鉄筋を縛る為のワイヤーを渡す役です。
ワイヤーは『わ』になっているほうを人に向けて渡すんだよと
こわーい顔で教えます。

いつも家の中では3分で注意されたことを忘れるちびたですが、
今回は『現場』ということがわかってか少し緊張していたらしく
最後まで注意してやっていました。

夫とペアを組ませると、作業効率が著しく落ちることが予想されるので、

基礎の手伝い1.jpg

作業の遅いママとペアを組んでもらいます。
こうして30分ほど一緒に作業をしました。

無事怪我もなく作業が済んでよかったです。

鉄筋は危険です。
基礎屋さんに話を聞けば多分太ももに突き刺さったとか
どこに刺さったとかいう話がわんさかと出てくると思います。

今回の作業は私達としても、賭けだったので
もし、小さいお子さんがいて配筋作業の手伝いをさせようという方は
くれぐれもよく考えてお手伝いをさせてくださいね。
・・・ってそんなことする人ほとんどいないだろうな~

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和室の基礎補強・・・・のお手伝い。その1 [構造と補強]

家の東半分の補強が随分出来てきたので、電気工事に入ってもらう前に、西側半分の基礎の補強と床下地の工事に入っていきます。
以前と同じく解体作業をして、解体のゴミ.jpg
穴を掘ってぐりを敷き、和室ぐり敷き.jpg
鉄筋を組んでいきます。鉄筋手伝い.JPG
今回は人員が沢山います。
手伝っているんだか、邪魔しているんだか・・・・次の記事で詳細を書きたいと思います。
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洗面の床下地 [構造と補強]

洗面の床下地の構造用合板です。
合板を柱の凹凸にあわせて欠きこんであります。

洗面の床構造用合板.jpg

これはしだ氏のアイデアです。
2×4の考え方とも通じるところがありますね。
床の合板を土台に絡めることで、水平面(床面)の強度を高める目的で
このような工事を行いました。

通常、下地合板は根太のみにビス若しくは釘で固定しますから、
柱の際のところが端になります。
しかし今回は、土台の上に根太と同寸の部材を釘打ちし、
その部材と根太とに構造用合板をビス止めしていきました。
本当は二階の床をこの方法で改修すると効果的だということだったのですが
二階のリフォームまで手がまわるかどうか微妙になってきたので
一階の捨張りもこの方式を使ってみることにしました。

ただこの方法の欠点は・・・・手間が掛かること・・・
他人の家を作るのだとしたらこれだけの手間はかけたくないだろうと思います。
セルフだからこそ取り入れられた手法といえるかもしれません。
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中間検査の指摘項目1 [構造と補強]

構造の検査で問題があると指摘していただいた部分を
いくつか紹介していきたいと思います。
が・・・長くてわかり難い文章です。最初に謝ってしまいます。

『何書いてんだかわかんない。』と思われた方ごめんなさい。

6944734.jpg

以前『雨漏り後の補修』『どの柱を残すか』などで触れた半分朽ちた梁です。
当初はこの梁を生かしたままで補強をする方向で考えていましたが
板をはずしてみたところ思っていた以上に不朽が進んでいたので梁を入れ替えることにしました。

以前、柱が多少痛んでいてもそれを生かして補強をしたほうが間違いない
ということを書きましたが、それも時と場合によります。
特に、横架材については、柱の傷みよりもよりシビアに考える必要があります。
木は柱のように繊維に対して垂直に力が掛かるときには強いのですが、
それに比べて横方向からの力には弱いからです。

この場所は二階の重量がかかっている場所で、さらに今回この下に柱を設置する予定です。
そうすると梁は二階の重みと柱が二階を支えようとする力とに挟まれる形になりますので
大きな地震の縦揺れや大雪により極端に荷重が増した時に
押しつぶされるように折れる可能性があります

階段下の梁補強解説付き.JPG
そこで古い梁をカットして新しい材木を渡します。
さて、この状態で しだ氏 にチェックをしていただいたのですが・・・・

しだ氏 「本当は胴差を取り替えるか、下に一本補強を入れたいくらいですよね。」
私達   「そうですね・・・でも胴差の入れ替えは私達には・・・・。」
しだ氏 「難しいですよね。ここまで作業が進んでしまったのなら・・・・」

しだ氏によると、現状では新規の柱と梁、既存の胴差の固定が甘いので、
地震の横揺れに対しての強度が不足しているのではないかというお話でした。
そこで解決策として、金物を作って三つの部材を連結する方法を提案していただきました。

追記・・・
本当はここの収まり、最初は柱が勝っていたんです。
それを私の判断で梁勝ちにしてしまったのですが、ねじれや横揺れのこと、
胴差との固定のことを考えるとやっぱり柱を通したほうが良かったのかもしれません。
いまさら言っても仕方がないけれど失敗したかな~(反省)


参考記事
雨漏り後の補修 http://syakutorimusi.blog.so-net.ne.jp/2007-03-24-1
どの柱を残すか1 http://syakutorimusi.blog.so-net.ne.jp/archive/c25082-4
どの柱を残すか2 http://syakutorimusi.blog.so-net.ne.jp/2007-09-13
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中間検査? [構造と補強]

今まで折に触れて、構造にかかるセルフリフォームをする時には
専門家のアドバイスを受けた方がいいと言い続けてきましたが、
私達も例外ではありません。
いろいろ偉そうに書いていますが、私達にも知らないこと、間違っていること
わかってはいても出来ないことなどなどが沢山あります。

そこで内装を始める前に現場で、設計事務所の方にアドバイスをしていただく
我が家流中間検査を行いました。
現場でアドバイスをしてくださったのは以前このブログでも書いた。
志田建築設計事務所の志田さんです。

志田建築設計事務所 http://www12.ocn.ne.jp/~s-coco/

志田さんも今回のことを記事にして下さいました。
    http://studio-room.no-blog.jp/homeroom/2008/06/post_4bd8.html#comment-8249462

正直言って現場は資材やごみだらけで、検査をしてもらうにはあまりにもひどい状態だったのですが
増改築について打ち合わせはたとえどんな状況であっても現場でするのが一番です。
(図面や写真ではある程度の状況は分かっても肝心な全体像がどうしてもつかみにくいのです。)
壁や土台の補強方法やプランで悩んでいた部分(増改築の場合補強方法=プランとも言えます。)
について相談して方向性を決めることが出来ました。

この記事を読んで、自分も設計事務所に検査やアドバイスを頼みたいけれど
どうやって探したら良いのか、いくら掛かるのかが分からないという方も
いらっしゃると思います。
私達のケースについて次回でお話しようと思います。



<関連記事>
勇気ある撤退のつもり http://syakutorimusi.blog.so-net.ne.jp/2007-03-04
増改築は難しい     http://syakutorimusi.blog.so-net.ne.jp/2007-05-16
重要な構造をセルフでいじる1 http://syakutorimusi.blog.so-net.ne.jp/2008-05-22
重要な構造をセルフでいじる2 http://syakutorimusi.blog.so-net.ne.jp/2008-05-25
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根太と断熱材 [構造と補強]

大引きの取り付けと根太.jpg
まずは床高の調節の為に大引きの上に角材をおきます。

根太と断熱材.jpg
墨付けをして根太を取り付け断熱材を入れます。今回はちょっと太目の根太を入れました。
断熱材はカネライトフォームです。
パネルタイプの断熱材は根太の施工精度によっては入らずに少し削ったり
ゆるくなって隙間が出来たりすることがあるので、パーフェクトバリアの耳つきの物とどちらにするか
迷ったのですが、入手しやすく価格も手ごろだったのでこちらにしました。

写真奥にはキッチンを設置する予定です。
配管に変更があり水道屋さんに直してもらわなくてはいけないので
断熱材は入れずに後から施工します。

床下に防水シートを張る.jpg

普通はこの上に下地用合板やフローリングを貼るのですが、
『木がやせてくると根太と断熱材の隙間から結構冷気が入ってくるんだよね~』
という夫の呟きからたまたま現場にあった透湿防水シートを張ってみました。
壁面ではないので透湿性がある事による内部結露を心配する必要もありません。
湿度を通すという特性が根太や捨て張の合板に多少なりともいい影響を
与えるのではないかという淡い期待を持って、防湿シートではなく透湿防水シートを
使用したのですが・・・・まあ気休めですね~。

で・・・今気がついたけれど防水紙の向きが違いますね。
床下からの湿気を通してどうするんだろう。
きちんと説明しなかった私がいけないんですけれど・・・
直せるところは貼りなおそう・・・・
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大引と束の施工 [構造と補強]

以前の床下の状況
6591903.jpg
からこのような仕様に変えてみました。

束石と防湿シート.jpg
束石結線.jpg

toyoさんのブログやシロアリ関連の記事を読んで
床下を健康に保つには自然な状態にしておくことが大切だということはわかりました。
ただ、床の解体後もなかなか湿気のひかない床下に少し不安もあったので
とりあえず防湿シートだけ敷いてみる事にしました。
通常はこの上に砂を敷き、シートが動いたりするのを防ぐのですが、
今回は問題が起きた場合にすぐ撤去できるようにシート敷きだけでやめておきます。

シートを敷いておいて撤去するのは床を張ったあとからでも出来ますが、
床を張ってしまった後にシートを敷くことはとても大変ですからね

束石を置き、束を立てて釘(2寸5分)2本を斜めに打ち込み針金で固定します。
最近はプラ束や鋼製束が主流になっているようですが、我が家では木で施工します。
理由は『きちんとメンテナンスすればこれが一番丈夫だから』との夫の意見からなのですが・・・・
『一を聞いて十を知る。』事を必要とする彼の説明からは
私にはなぜ丈夫なのかは理解できませんでした。(笑)

彼の言い分が分かる方がいらっしゃいましたら教えて下さい!!

~なぜ床下は自然なままがいいのかを知りたい方はこちら~
本来の床下はビオトープだった(岡崎シロアリ技研)
         http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/myhtm/biotop.htm
シロアリのシェルター(toyoさんのブログ)
         http://siroari.blog.so-net.ne.jp/2008-02-11
         http://siroari.blog.so-net.ne.jp/2008-02-12
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防蟻・防腐剤を塗る [構造と補強]

GWに現場へ行きみっちりと作業をしてきました。
(その前も数回現場に行っています。)

そうこうするうちに、書かねばならない工事がドンドン進んでいってしまったので、
ぼちぼち書いていきたいと思います。

防蟻材を塗る.jpg

まずは防蟻剤を塗ります。

関連記事
シロアリさんこんにちは http://syakutorimusi.blog.so-net.ne.jp/2008-04-23
防蟻材  http://syakutorimusi.blog.so-net.ne.jp/2007-11-22-1

当初は防腐・防蟻材はホウ酸系の物のを使用しようと思っていました。
ただ、地面から上がってくる湿気が多かったことや基礎の高さが低いこと、
などを考えて水回りと北側の部屋に関しては土台にクレオソート
立ち上がり部分に白ありスーパーを使用することにしました。

効果が強い薬品は健康にも悪いので出来れば使いたくありませんが、
築40年近い古屋のリフォームですから選択肢は限られてしまいます。
あきらめなければならない部分も多いということで・・・・

あとは現状を確認しつつ、塗るべきところと不要なところを判断して、
出来るだけ薬の総量を減らしていきたいと思います。

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土台の連結 [構造と補強]

新しい土台を入れるより続く http://syakutorimusi.blog.so-net.ne.jp/2008-02-10-1

洗面土台をやり直し.jpg

新規の土台をひいて外壁から、ボルト締めのための穴を開けたときの事です。
ズブズブ・・・と電動ドリルがめり込んでいきました。
どうやら外側半分が腐っていたようです。そこでいったん設置した土台を取り外して、
ダメになっていた部分の土台を入れ替えて設置しなおしました。

土台をボルトで連結.jpg

新規に設置した土台は以前の土台とボルトで連結します。
こうすることで、無筋基礎の上にのっていた土台を新規の土台と一体化して
アンカーボルトの不足から来る引抜を補強して、地震の時に建物が基礎からずれ落ちることを
防ぎます。
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