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テレビ番組 『解かれた封印~米軍カメラマンが見たNAGASAKI~』 [その他]

NHKスペシャルを見ました。
解かれた封印~米軍カメラマンが見たNAGASAKI~
この時期戦争に関する番組が多く、つらくて見ていられないのですが・・・
でもつらいから見ない、というのもいけない気がしてなきながら見てしまいました。
感想は書けません、私の感想より番組のHPに載っている写真のほうがうんと
雄弁に真実を語っているように思います。

十年前にスミソニアン博物館で原爆の写真展を予定していたけれど
退役軍人の組織の反対にあって中止されたというニュースを覚えている方も
いらっしゃると思います。

当時私は、アメリカ人は反省という言葉を知らんのか!!と怒っていたのですが、
この写真を見て、(私自身人生経験を積んで)世の中にはどちらが悪いとか
間違っていたとか言うことと関係なく知っておかなければいけない真実というものが
あるのだと感じました。

今まで見たどんな写真よりも、人間の深い悲しみを感じさせられた写真でした。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/080807.html
(ホームページから写真がなくなってしまっているので他のリンクを追加します。)
http://www.lootone.com/poem/poem05.html
以下は番組HPからの転載です。


今、1枚の写真が注目を集めている。

63年前、被爆した長崎で撮影されたもので、亡くなった幼い弟の亡きがらを背負い火葬場の前にたつ
「焼き場に立つ少年」と題された写真だ。

撮影したのはアメリカ人カメラマン、ジョー・オダネル。去年8月9日、亡くなった。
占領軍として原爆投下後の長崎に入り、その破壊力を記録するため写真を撮影する一方で、
軍に隠れ内密に自分のカメラでおよそ30枚の写真を記録した。帰国後、被爆者の記憶に悩まされ、
悲劇を忘れ去ろうと全てのネガを自宅屋根裏部屋のトランクの中に閉じこめ、43年間封印してしまう。

しかし晩年になって原爆の悲劇を訴え母国アメリカの告発に踏み切っていく。
原爆投下を信じる周囲から非難の声を浴びながら、85歳の生涯を閉じた。

なぜオダネルは、軍の規則に違反して写真を撮影したのか。
なぜその写真を長年隠し、晩年になってトランクを開け母国を告発したのか。

その足跡を追う息子が、遺品の中に残された録音テープを発見した。
そこには写真に秘められた過去と、真実を伝えざるを得なかったオダネルの思いが告白されていた。



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